個人事業を開業しました
2020年に入ってから、クラウドワークスやランサーズを利用してフリーランス(個人事業主)として生活費などを稼ぐようになりました。
以前までは朝の新聞配達やコンビニのバイトをしていたのですが、お金はもらえるものの、如何せん勉強にはならないと感じていたからというのが理由です。
それと、僕はデザイン系の大学に通っているのでクラウドソージングのような「成果物を求められるサービス」だと、需要と供給のバランスが最高なんですよね。社会勉強+スキルアップにもなりますし。
目標設定で堅実なステップを踏むことを目指そう
どうでもいい話かもしれませんが、アルバイトという雇用形態から外れ、個人事業主になったからにはある程度稼がなくちゃ、形だけになってしまうので僕なりに目標設定をしました。
目標は「新卒一年目でも月3万以上を継続して稼ぐ副業の環境を、在学中に構築すること」…!そこが今のところの目標ですね。…少し話がズレましたが、こういった経緯があり個人事業を開業。フリーランスとしてお金を稼ぐようになりました。
業務内容としては、主に「YouTube漫画の作画、動画編集、地域のチラシ・パンフレットデザイン、ブログなどの広告収入」ですが、そのほかにも「震災語り部、似顔絵イラスト作成」なども要望があれば承っています。
継続的な収入の軸は前者で、今のところ安定して月に諭吉5枚分稼ぐことができています。1日のうち2時間を仕事をする時間に割いていて、なによりも自分のペースで場所も自由に仕事をすることができるようになったことで大学生活がより充実したように感じています。
そんな僕が、大学生のうちに個人事業主になるメリットについて、似た目標を持つあなたへお伝えします。
個人事業主になるメリットとデメリット
個人事業とはなにか
そもそもどの境界線から「事業」を指すのかと言いますと、営利目的として継続的に行っている業務を指します。そして「個人事業主」は法人格を取らずに、個人で事業をしている方ですね。
大学生でもフリーランスの形態で普通のアルバイトよりも稼いでいる人はたくさんいますし、その多くは個人事業主の形態で稼いでいます。個人事業主になると、以下のメリットとデメリットが生じるでしょう。
学生が個人事業を開業するメリット
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屋号を作ることによってその名称で銀行口座を作ることができる。
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開業届を出すことで青色申告の申請が可能になり節税につながる。
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屋号を作ることによって社会的信用が上がるので融資や助成金、補助金などをもらいやすくなる。
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開業、廃業に費用はかからない。
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頑張り次第でたくさん稼ぐことができる。
デメリット
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個人事業での年間所得が48万円を超えると確定申告しなくてはならなくなる。
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法人と違って赤字を繰り越せる期間が短い(3年)
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法人に比べて社会的信用は低い
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収入が安定しない
簡単にいうとアルバイトの場合は、雇用者と従業員の関係でお金を稼ぎますが、フリーランスの場合「事業主と事業主」の関係になります。
アルバイトは業務委託(請負)契約で「働くこと」を約束する契約
フリーランスは一つの業務を行う対価として仕事をすることを約束する契約
こういった感じですね。アルバイトはある程度誰でもできるようにマニュアル化されていて、もし業務中にヘマをしてもその責任の所在が事業主側になります。一方、フリーランスはクライアント側に一切の責任が生じませんので、業務中のアクシデントや移動の際の交通費などは基本的に自己出費となっています。
大学生が個人事業主になるメリット
①稼ぎすぎた場合の税金対策になる
②若いうちから事業者とBtoBに近いコミュニケーションを体験できる。
③就職先してからの副業になりうる。
④大人の人や同級生などから興味を持たれやすくなる。
⑤確定申告など簡単な簿記やそのツールについての知識を蓄えられる
などが挙げられますね。
お金だけじゃない。思いがけないところから「棚ぼた」
特に普通のアルバイトの何倍も稼げるようになるということではなく、あくまでも社会勉強になったり、人と違うことをしている分、周りから注目される可能性が高まる。それだけの話かもしれませんが…。
勉強という意味では「雇用する側(事業者)の立場」を浅くとも知ることができる点が最高のメリットだと思います。
事業が軌道に乗りさえすれば就職したとしても副業として続けていけますし、そうなったら最高ですよね!
注意点とすれば、一定の稼ぎを超えると親の扶養から外れて税金がかかることには意識しなくてはなりません。
フリーランスと個人事業主の違い
似ているようで結構違うふたつの用語
ではこれまで述べてきた「フリーランス」と「個人事業主」これら2つは、多くの人に同義であると勘違いされています。
細かく説明すると、フリーランスが「単発で仕事を受ける雇用形態のひと」であり、個人事業主は「ある程度の継続した営利事業を行っているひと」です。要するに事業自体に、継続性があるかどうかが、これら二つの判断基準になるということ。
僕の場合、基本的にクライアントさんと中長期契約を結んでいるので継続的であるということになります。しかしながらここらへんの基準は曖昧で、たとえ単発の仕事を年に数回しかこなさず、年間38万まで稼いでいなくとも個人事業を開業することは可能です。
開業届や必要書類を出せば誰でも屋号をもてますし、「おれ個人事業主なんだぜ」と知らない人にマウントをとることもできます。(笑)
最後に
大学生の方で個人事業開業してみたいなという方はこちらのサービスがオススメです。
僕もこちらのサービスを使っております。
なによりも社会勉強になると思うので、興味が湧いた方はぜひ行動することをお勧めします。
参考記事