エアーポッズプロを約12ヶ月ほど利用した感想を具体的に述べていきます。
エアーポッズプロを買おうか悩んでいるひとにおすすめの記事です!
僕は新型エアーポッズを買う以前、第一世代を使っていました。旧世代からどのように品質が向上したのかも踏まえて、新型エアーポッズをレビューしていきます!
Air pods proにするメリット
ノイズキャンセリングの精度
評価:★★★☆☆
このブログの著者はエアーポッズプロを購入する前まで「ノイズキャンセリング」が搭載された商品をもっていませんでした。初ノイキャンデバイス。
ノイズキャンセリングの効果を知らないまま、エアーポッズプロを買ってしまっては、その性能の良し悪しを体感し尽くせないでしょう。
今回比較したのが、「SONY ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM3 」というイヤフォン。この商品とエアーポッズプロの詳しい比較は、もうやられ尽くしているので割愛します。(僕の大好きな瀬戸さんの動画をどうぞ…↓)
直感的にどちらがノイズキャンセリング性能に秀でていたかというと、SONY ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM3に軍配があがりました。
とは言ってもほとんど両者に違いがないというのが正直なところで、素人の耳からしてみると「ん?これ、何が違うの?」と最初は感じます。
しかし、よくよく聞いてみると、高音低音の領域がSONYの方が広く、聞いていて心地よいことに気づきます。
ここはもう、好みの話なのかもしれませんね…
AirPodspro、SONY ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM3ともにそれほど変わりがないが、よーく聞くとSONYの方が良いように感じる
実際に3ヶ月つかった感想は?
結論から述べると…75点でした。
確実に合格点には達していますが、少々惜しい部分が。
- 「生活音」がほとんど聞こえなくなる!
- 外部音取り込みへの切り替えがめちゃくちゃシームレス
- 長時間聴いていても不快にならない程度のノイキャン性能
- 使用時、飛行機が上昇した時に鼓膜が
「キュッ」とするような感覚が生じて少々気持ち悪い - ノイズキャンセリングが搭載されているからといって、
音質が良くなるわけではない - 完全に外部音がシャットダウンされるわけではなく、
大きな声で話せば若干聞こえるようになる
「ノイキャンが効きすぎていない」のが、Air pods Pro。音質や1人の世界に没入したいという方は、SONYのノイキャンイヤホンをおすすめします。
音質の良し悪し
評価:★★★★☆
エアーポッズプロは旧型とは違って、耳に着用する部分がゴムになっている「カナル型イヤフォン」です。

旧型のエアーポッズは、ゴムがついていない「インナーイヤー型」のイヤフォンでした。
正直、Proの「カナル型」の方が密着感があり、音質は控えめに言っても5倍ほど向上した体感があります。
密着感がアップすることによってノイズキャンセリングも真価を発揮しますし、なにより音漏れもしにくく、同じ金額帯の類似カナル型の商品とくらべても結構良いパフォーパンスに。
僕自身、そんなに音の領域に敏感ではないのでこの音質で十分満足…
バッテリーの持ち
評価:★★★★★



エアーポッズプロを「両耳」につけながら生活することは僕の場合多くありません。家や移動中は、誰に話しかけられても良いように「片耳のみ」着用しています。
片耳で4.5時間聴いて、その後にもう片方のイヤフォンで4.5時間音楽を聴くことが可能。
また、大学生の生活でイヤフォンを継続して長い時間つけること自体そうそうあることじゃないですし、あったとしてもエアーポッズプロなら、少し休憩(充電)してまた使用できます。イヤフォン本体の充電が切れ、ケースにいれてから約7分程度で100%充電完了してる印象…!
プロを両耳につけて
長旅したけど一回も充電切れなかった。
(寝ぼけて覚えてないだけ)
iPhoneとの互換性
評価:★★★★★ザ・シームレス!!



エアーポッズプロを明けた瞬間にiPhoneとの連携が始まります。この機能自体、旧型のエアーポッズやbeatsの音楽周辺機器も同じなのですがProが別格なのは他に理由があります。
一定の操作から、外部音取り込みモード、ノイズキャンセリングモード、通常モードの切り替えが可能なところです。
「ぐっ」とイヤフォンのスティック部分を摘むと、「ピロン♪」とジングルが流れ、それぞれのモードに切り替わります。
旧型のエアーポッズよりもiPhoneとエアーポッズの連携感度は向上しており、軽くイヤフォンを手で包んだだけで、イヤフォンと接続されます。
アップル製品の最大の利点である「互換性」が最大限に発揮された商品になっています。
イヤフォンとデバイスを「接続する」という手間が全くなくてストレスフリー
全く他のデバイスなのに有線でつながっているんじゃないか?
と思ってしまうくらい良い。
つけ心地
評価:★★★☆☆
“つけるイヤーチップ(ゴム部分)を間違えない限り”疲れないと思います。
僕はつい最近までMサイズのイヤーチップをつけていました。長時間使用していると耳だれが出てきてしまい不快でしかたなく。耳が痛くて仕方なく、その時まではエアーポッズ最低だなって。しかし、同梱されていた物の中にSMLのイヤーチップがあることに気づいたのです。
早速付け替えてみると…「なんじゃこれは?良すぎる!!」と驚愕してしまったんですよね。サイズさえ間違えなければ耳だれも出てこない〜!



ずっとつけていたら、流石に疲れると思いますが1時間2時間では全然疲れないです。
使い心地
評価:★★★★★
はい、全く難しくないです。例えば曲入れ替えだと…旧型のエアーポッズ場合、次の曲に飛ばしたいとき2回「ポンポン」とイヤフォンを叩かなくてはなりません。
公衆の面前でそうしてしまうと…
「ほらほら、エアーポッズだぜ?」と自慢しているように捉えられてしまうこともあるでしょう。
旧型だと、あまり曲入れ替えをイヤフォン上で行いづらかったのですが、今回のエアーポッズプロの場合「カチカチ」と2回摘むだけなので、側から見てもおかしくないんです。
余裕で曲入れ替えできちゃうんです。
耳を掻いてる風に曲を飛ばせます。
デザイン性
評価:★★★☆☆
デザインという点でいうと、旧型に比べて棒の部分が小さくなって少しはマシになった気がしますし、なにより使っている人が増えてきているのでエアーポッズもファッション化するでしょう。いずれ近い将来、かっこいいアイテムとして捉えられるようになると思ってます…。
学生の間ではファッション化してますよね(たぶん)
デメリット
耳だれなどの汚れがつきやすい
密着性の高いカナル型イヤフォンなだけあって、ホコリや耳のよごれがつきやすいです。自身の体質によるのかもしれませんが、少し音量を高くして音楽を聴いていると「耳だれ」が出てきてしまうことがあります。
エアーポッズプロのケースに出し入れするときに、いちいち汚れを拭かなくてはならないのがめんどくさいですね。世の中にはいくらカナル型イヤフォンを装着していても、イヤフォンに汚れがたまらないという方もいると思うので一概には言えませんが…。
「カナル型」なので、汚れが溜まるのはどうしようもないこと。目を閉じましょう。
圧迫感
まるで飛行機で上昇しているときのような、鼓膜がキュッとなるあの感じ。僕は対して苦手ではないのですが、人によってめちゃくちゃ嫌な人もいるんじゃないかな〜と思います。
「旧型のエアーポッズ」を買った方がいい。
ノリノリになってしまうと恥ずかしい
エアーポッズプロを使用しているとあまりにも音楽に没入してしまい、思いがけずノリノリになってしまうこと…あるんです。
最近、通りががかった人の中でイヤフォンやヘッドフォンをつけていて、「絶対恋愛ソング聴いてるじゃんこの人。痛いわ笑」ってなる瞬間がありました。
思わず、カラオケのMVかと、つっこみたくなりましたね…
…え?
世間側からの目線はノイズキャンセリングできない
冬の時期に曲飛ばし、戻ししづらい。
冬はマフラーや、キャップなど耳まで防寒したいですよね。東北や北海道なんか特に。もちろん、手袋もマストで。
しかし…手袋やその他防寒着が邪魔をして、曲飛ばしなどができなくなってしまうのです。
旧型のエアーポッズでしたら、2回「ポンポン」とタップすれば曲を再生などできたのですが、プロに関しては、スティック部分をしっかりと2回摘まなくてはならないのでそこは不便ですね。
デザインが改変されてから、曲入れ替えのためのスティック部分が小さくなった。そのせいで厚い手袋などでの操作がしづらくなったのかも。
ここが改善されたら100点満点
イヤフォンをさわって音量調整
いまだ既存のイヤフォンでデバイスを介さず音量調節ができる機器はほとんど発売されていませんが、特にエアーポッズにその機能がついたらもう最強ですね。
汚れがつきにくくしてほしい
たくさんのレビューに書いてある「汚れがつきやすい問題」
電子機器ですし、なおかつBluetooth機能もついているので致し方ないのかもしれませんが、カラーも白でどうしても汚れが目立ってしまいます。
「iPhoneを探す」機能をもっと便利に



エアーポッズプロを無くしてしまった時に便利な「iPhoneを探す」機能。Wi-Fi環境があるところでエアーポッズを無くした場合、その最後にいた位置を特定することができます。
しかし、エアーポッズプロを探す際に、「音を鳴らす」という機能もあるのですが、イヤフォンがケースの中に入っていると音が鳴らないので見つけづらいのです。ケースが閉じていても音が鳴るようになればより便利になるかなと思います。
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