この記事を見た方はヒッチハイクに興味がある方もしくは若いうちに何らかのチャレンジをしたいという方なのではないでしょうか。いずれにせよ「今の自分を変えたい!」という思いが少なからずあることと思います。
この記事では、そういった方々へ向けて実際にヒッチハイクで日本縦断を達成した僕が、ヒッチハイク後、どのように価値観が変わったのかをなるべく具体的にお伝えします。改めまして、自己紹介をします!
リュック一つを背負い、ヒッチハイクで日本縦断しながら「各県のまちづくりの取り組み」を取材してきました。そもそも、何でこんなことしようと思ったかは、以下のクラウドファンディングページに記載してあるので興味のある方はご覧になってみてください。
参考 ヒッチハイク日本縦断した理由CAMPFIRE
\ヒッチハイクをした理由を簡単にまとめると/
- 内向的でシャイな性格を変えたい
- 各県のまちづくりに関わる人の声を聞きたい
- かっこいい漢についての哲学を磨きたい
今年(2019年)の夏休み期間(8月中旬−9月中下旬まで)の約1ヶ月の間で約25のまちや民間、行政の取り組みを取材。その結果、ヒッチハイクで乗せてくださった方を含めると、短期間で約100人近くの人とお話できました。稚拙な文章ですが、思い出と学びを精一杯綴ります。
県をまたぐ移動は全てヒッチハイク
青森から熊本まで約1.747.4㎞
約2万キロ。今考えてみたらとてつもない距離を旅したんだなと鳥肌です。
ヒッチハイクでつかまえた車の数「約50台」
普通の日本縦断の旅とは違って「県庁所在地から離れた町」にいくことが多かったので、知らず知らずのうちにこれほどの車の台数になっていました。
この旅全体の満足度「100点満点」
何よりもたくさんの人の価値観や優しさに触れたことによって、物の見方や考え方の幅が広がりました。この旅に点数をつけるとしたら文句なしの100点満点です。
参考 ヒッチハイク目録otetomo.com
この記事から学べること
- ヒッチハイクで日本縦断を成功した人の気持ちを知ることができる
- ヒッチハイクに挑戦してどう価値観が変わるのかを知ることができる
- ヒッチハイクをするべきかのヒントを得ることができる
それでは、僕が日本縦断ヒッチハイクをして定めた「人生の軸3選」を述べていきます。

①情報を発信し続けようと決めた



ヒッチハイク中の苦悩
正直、一人で道の端に立ってスケッチブックを掲げ続けるのは、相当な勇気が必要です。なかなか乗せてもらえない状況が続くと「この町の人はどうして乗せてくれないんだろう」という気持ちになってしまうことが。
僕は日本縦断ヒッチハイクの旅の途中、合計20回はもう辞めちゃおうかな…なんて、心の弱い自分は嘆いていたんです。



しかし、今思い返してみると「ヒッチハイク」という行為は「見も知らぬ人間がタダでお前の車に乗せてくれ」と、なんともエゴな行為だったなと。
見ず知らずの男を自分の車に乗せるとなると、僕だったら「間が持つかな」とか、「襲われないかな」とか、どうしても考えてしまうと思うんです。
苦悩を救ってくれたひと
しかし、日本縦断ヒッチハイクで乗せてくださった方々は僕を道の先で見つけてから、もののほんの数秒で、僕を車に乗せてくれたんです。



ヒッチハイクする側の「乗せてください!」という、根気と情熱。
ヒッチハイクされる側の「乗せてあげよう!」という、愛と勇気。
その愛と勇気と根気と情熱が、出会うはずもなかった人間同士を紡いだのです。「どちらも自分の思いを他者に表現していた」からその出会いは生まれたのです。
素敵すぎました。
ヒッチハイクで日本縦断を成功させて、1番にそう思いました。
かっこいい漢との出会い
日本縦断ヒッチハイクの旅の途中、ヒッチハイクで乗せてくださった方だけではなく※まちづくりに関わるかっこいい漢の人生の軸を持った方々のお話も聞くことができました。
※僕の大学での研究に向け、各県のまちづくりの取り組みについてヒアリングしていたため。その中でも特に「かっこいいな」と感じた方が、つくば市で出会った堀下さんという方。
約30歳で多様な人を巻き込んで積極的な活動をされている堀下さんを、僕はヒッチハイクを終えた今でも勝手に尊敬し続けています。
こんな熱い漢になりたい!
堀下さんはこのようなことをおっしゃっていました。
今日僕と君が出会えたのも、
僕と君が行動していたからだ!



お互いに気持ちをなんらかの形で表現していたからこそ、出会えたと。
この出会いが僕の今の人生の軸を定めるきっかけの大きい要因になっていることは確かです。
自分の思いを伝える必要がある
出会った大人たちは自分から情報(思い)を発信、行動していました。そして、ヒッチハイクで日本縦断するような学生に興味を持っていました。
僕も「挑戦している人間」に興味を持ってもらえるような大人になりたい。そうすれば何歳になっても夢や目標に向かってワクワクしている人と話せるから!
多分、これからの人生において、もしも「発信しない」という選択肢を取ったら刺激的な出会いはうんと少なくなってしまいます。
だからこそ僕は人生の軸の一つを「情報を発信すること」に定めました。
漫画版:人生の軸①「情報を発信し続けようと思ったワケ」





