



前回までのあらすじ
今日はたかとも、なにをしていたんだ?


今日は福井県鯖江市の市役所商工会にお邪魔して
「JK課」というものについてお話を聞いてきたよ。
福井県鯖江市



▼鯖江市役所の公式ホームページはこちらから▼
https://www.city.sabae.fukui.jp/
鯖江市(さばえし)
福井県にある市。嶺北地方の中央部に位置する。鎌倉時代に誠照寺の門前町として発展し、江戸時代には間部氏鯖江藩5万石(のち4万石)の鯖江陣屋を中心とした陣屋町となった。
ウィキペディアより参照
多くの世帯が特産である眼鏡関連の産業[1]、あるいは業務用の漆器生産に関わっている。近年はオープンデータを活用した「データシティ鯖江」の推進や、女子高校生視点によるまちづくりプロジェクト「鯖江市役所JK課」の設置など、地域活性化に向けた新たな自治体モデルを模索している。
キャッチコピーは「めがねのまち さばえ」。なお、鯖江市の正式な「鯖」の文字は旁の下部が「月」ではなく「円」を用いる。
正直僕は鯖江市にも福井市にも来たことが無かったから
ワクワクするよね。
みなさんは「JK課」をご存知だろうか?
ジェ…JK課?!
JKって隠語っぽいべ?
大丈夫なのか?これ


–鯖江市はメガネフレームの製造における全国シェアがなんと驚愕の96パーセントなんです。明治38年増永五右衛門が、農業が停滞していた時代の収入源として大阪や東京から人を招き、メガネの製造技術を伝えたことが始まりとされています。近年ではメガネ製造に留まらず、医療やスマートグラス等の分野にも広く技術が広がっているそうです。
一見産業で潤っている町に見て取れる
しかし、若者の地域参画が少ない
–地域を変えるのは、「若者」「馬鹿者」「よそ者」と地域づくりの現場では特にその三要素が大切である言われている。
その中でも鯖江市は特に「若者」が地域を変える大切な要素であると考えていました。
ニート株式会社を設立した若新氏がJK課という課を創設し、若者の地域参画を促した。
JK課とは
「鯖江市役所JK課」は、「市民主役条例」を制定するなど、市民参加による新しいまちづくりを進めてきた福井県鯖江市が、2014年にスタートさせた実験的な市民協働推進プロジェクトです。
地元のJK(女子高生)たちが中心となって、自由にアイディアを出しあい、さまざまな市民・団体や地元企業、大学、地域メディアなどと連携・協力しながら、自分たちのまちを楽しむ企画や活動をたくさん行っています。



JK課…ますます興味が湧いてきた…
…コイツ…


興味が湧いたたかともはJK課をもっと詳しく聞くために
前日に市役所の方へ電話でアポをとってみていた。
なんか恒例行事みたくしているけど、ヒッチハイカーじゃなかったらご法度どころじゃねーど?


ピポパポピ、プルル…
はい、こちら鯖江市役所商工課です!
すみません突然の話なんですけど…JK課についてお話をお伺いしたくてですね…
役所の方:JK課についての取材ですか。たくさん「JK課」ってなに?みたいな話を聞きたいって方からご連絡いただくので我々側で一年に一回「JK課」ついての講演会を催しているんです。
そうなんですね…、申し遅れましたが僕はヒッチハイクをしながら地域の自治体や面白い取り組みを……。
1日後…



まさかの許諾!!!
一年に一度しか催さない「JK課について講演会」がなんと僕の熱意が伝わり、個人的な聴講のアポを取ることに成功!!!
市役所なのに、市役所なのに…


鯖江市、器が広い!
お話を聞いてみた!



まず第一前提にあるのが鯖江市は条例として、鯖江市は市民の町条例が掲げられている。町は行政のためにあるのではない、町の人のためにある。
だからこそ町のことは町の人が種となって行うべきである。



鯖江市は人口6万9千4百人で俗にいうコンパクトシティです。
目立つ取り組みだと「市長をやりませんか」というものがある。



ビジコンはいくらでもあるけど、市長をやってみるっていうコンテストは他にあまりないよね!
たくさんある町の事業の一つとして「JK課」というものがあります。
鯖江は全部具現化する町
町民が行う町民のためのまちづくりを掲げている中で、行政は町の人がやりたいことを最大限にフォローしている。
大人の自己実現を達成させるための仕組みはとりあえず充実しているから、どう若者を巻き込むかが施作として注力されているね。
JK課は女子高校生がやりたいことを実現させてあげる、フラットに地域と関われる、そんな仕組みです。
JKは特にまちづくりへ関心がない
一般論として、若い女子が興味を持つのは「インスタ映え商品」だったり「流行のファッション」だったりに興味を持つのでまちづくりに興味を持つ人は少ない。
では、若い子たちにまちづくりに参入させるためにこのような事業を?
いや、若いうちにまちづくりをやることが若者にとって本当に良いことだと我々は思っていないんだ。
(ん?どういうことだろう…)
高校生におけるまちづくり参画はUターンのきっかけになる



僕も一度大学進学するときにこの町を出たんだけど、外に出てようやく自分の町について知ることができたんだよね。あ、鯖江ってメガネが有名なんだとか。
きっかけとか、知りたいって欲がなかったら絶対に自分の町について知ることができなかった。
だから特にJK課に入ったからといって、地元のまちづくりに携わるべきとも思っていなくて、
JK課での活動が自分の地域を知るきっかけになれば自分の地域に帰って来やすくなるんだよ。
まちづくりは若いうちから行うものではなく、知識を蓄えた大人になってから、そこでやっと行えば良いんだよね。
若者にまちづくりを勉強させることに関して、少し疑問を抱いていたから、なんかちょっとスッキリしたかな。
「JK」という言葉で起きたいざこざ
JKという言葉を使ったことで「5ちゃん」や「爆サイ」など匿名掲示板で沢山の批判が寄せられた。しかもクレーム元がなぜか他県の方々で。
JKって言葉に卑猥なニュアンスを持つおっさんだな。


別にJKって言葉、みんな使ってるしね〜。
一度、沢山批判があったため「JK課」から違う名称にする案が出たんだ。しかし、JK課のメンバーが「名前を変えるんだったらこれやらない!」と強く申し出たんだ。
発足から6年
たくさんの活動をJKの皆さん主体でやられていった結果、なんと今では批判はなくなり、ほとんどが賞賛に変わっているという。
何事も継続してみるもんだな。
メンバーと行政の高橋さんの血の滲むような努力が垣間見える…。
鯖江市はSDGsのジェンダー平等を掲げている






鯖江市はSDGsにおける男女平等を掲げて事業を展開している。
まとめ
JK課というところは、全く持って「JKビジネス」なんかじゃない。特に若者と女性を地域参画させるきっかけづくりでしかない。
きっかけを作ってあげて、その結果町民主体のまちづくりに近づけているのですね。もっと学んだことがあるのですが、たかとも に個人的に聞いてみてください。
本日はありがとうございました!



あと、鯖江市はいきなり来たヒッチハイカーを快く受け入れてくれます。JK課について聞きたいのなら、日本縦断でヒッチハイクをしながらが良いでしょう。
ヒッチハイク再開!
せっかくということで本日は阿部くんがヒッチハイクに挑戦しました!






そんな細い字じゃ見えないよ!(激怒)
阿部くんの挑戦ということでたかともは一時前線を外れることに−
30分後…
ん?なんだ?音沙汰ないな…



−って!パンくわえんな!!!
ほんと、一番やっちゃいけません。これだけは。
そんなことがありつつ



阿部くんのヒッチハイクマスターへの道はまだまだ遠いな…


今日はこれまで!明日もお楽しみに!