–次回の振り返り
これまで、「ボケることをやめたら戻れない」の話をしてきたんだけど。
んだな、今回でパート3だもんな。何をそんなに伝えだいのや?

うーん、なんだろう、いろいろ考えたんだけど、
「人ってあんまり人のことを考えない」ってところ?
多分俺はこれが言いたい。
…なるほどなあ、お笑いの話でも、人は「お笑い芸人=面白い人」だと捉えていて、フルポン村上の場合も「村上=ポンコツキャラ」と捉えていで。
–人はそれ以上もそれ以下も求めていないってことだべ?

うんそういうこと、結局お笑い芸人は「面白い」を全うしなくてはならなくて、たとえばアイドルは純粋でいなくてはいけなくて。一度求められていないことをしてしまうとブランドがわかりづらくなってしまうんじゃないかって。
社会はあまりあなたのことを気にしていない
–良くも悪くも、社会から見たあなたは自分が思うほど人から注目を得れていません。興味関心なんて、ほとんどないも一緒です。日本人なんて特に、あなたの存在よりも今日の晩飯だったり、明日何して遊ぼうかを考える方にフォーカスを当てます。
この法則は、アドラー心理学によって解明されました。最近では書籍の方もベストセラーになったり、社会の関心を集めています。
以上の法則、マインドセットをSHOWROOM代表取締役前田裕二氏は「僕たちは福山雅治じゃないんだ理論」と言っています。
「僕たちは福山雅治じゃないんだ理論」か、これに関しては説明なくてもなんとなく言わんとしていることがわかる。
書籍などで言われているのが一種の自己啓発みたいなことなんだけど、今回言いたいのが

わかりづらい人はとっつきづらい
–相手は何もあなたのことを気にしていない、裏を返すと、端的に情報が入ってくる方がなるべく分かり易くて、絡みやすい人として認知されます。
そうそう、毎日お笑い芸人さんを見て、「今日も面白いことやってんな」って、細胞レベルで思ってたのになんだか、素直に笑えなくなってしまって。
ココで気になる本を読んだんだよ。

ーこの本もビジネス書ランキングで上位でした。世の中の人を大雑把に分けると「天才、秀才、凡人」の3種類に分けられ、三者ともにお互いを殺しあう(阻害し合う)関係である。
その中でも天才は共感性が低く、他の二者と比べて割合が極端に少ないため殺され易いといいます。この本は、では実際に天才と秀才、凡人がどのような関係性を持ちつつ仕事をしていくのか、ストーリーでその具体例が描かれている一冊でした。
んー、この本と「分かりづらい人はとっつきづらい」って話、何が関係してんだ?


この本でいう「天才」って理解されづらいじゃん?昔を思い出して欲しいんだけど、学校で今考えれば天才みたいややつがいじめられてたでしょ?
その人は考えや行動が多用すぎて、端的ではなく理解されづらかったからいじめられてたんじゃないかって思うんだよね。
–たかとも が言いたいのが、人はイメージとちょっと違うことをしてしまうと人から一気に理解されにくくなってしまう、共感性にかけるようになってしまう。今回の吉本の一件でもそう、社会における天才が阻害される本質的な原因もそこにあるのではないだろうか。ということである。
シンプルであることは、複雑であることよりもむずかしいときがある。物事をシンプルにするためには、懸命に努力して思考を明瞭にしなければならないからだ。だが、それだけの価値はある。なぜなら、ひとたびそこに到達できれば、山をも動かせるからだ。
Simple can be harder than complex. You have to work hard to get your thinking clean to make it simple. But it’s worth it in the end because once you get there, you can move mountains.
▲スティーブ・ジョブスの名言より引用
ヨシモトはもうシンプルではなくなったんだ。一度犯した過ちという負のブランドを抱えて、また視聴者に「シンプルなお笑い」を提供できるようにしなきゃなんねな。


–一度、崩れたイメージ(シンプルではなくなった)を再度、一般受けに戻すためには並並ならぬ努力の元、イノベーションを起こさなくてはならない。でないともう、あの時のヨシモトには戻ることができない。
ボケることをやめてしまったら戻れない、この話は芸人さんだけの話じゃないって思ってきた…
んだな、誰かに自分を売っていく時もシンプルに伝えたいもんな。でないと、とっつきづらくなってしまうがらさ!


本日はここまで!次回は、この話の続き!
「セルフブランディング」についての話をします!
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